白衣の先生に恋しました。

「陽奈!」


「ごめ…なさっ…」


近くに立っていた先生が、そっと体を
支えてくれたから地面に体がつくことは
なかった。


「陽奈ちゃん、ベッドに座ろっか」


「…っ…」


「陽奈…今日は休んでた方がいいよ…」


「そうだね。今日は保健室に居よ?」


「はい、…」


「工藤さん、チャイム鳴るしもう戻りな。
遅れちゃうよ」


「あ、はい!じゃあ、担任に言っておきます」


「ん。ありがとう」