「陽奈ちゃん?大丈夫?気分悪い…?」


「あ、いえ、大丈夫です。
一階に…お母さん居ると思います」


いけない、こんな事望んでも無駄だ。


お見送りするんだから笑顔で…ね。


先生をお母さんが居るところへ
案内して、数分の挨拶をした先生。


お母さんと私の事を話してる先生は
凄く魅力的だった。


それに、なんだか嬉しかった。


「陽奈、先生とお話終わったから
お見送りしてあげて」


「あ、うん。
先生、こっちです」