白衣の先生に恋しました。

私はティッシュを腕におき、その上から
包帯を巻いて部屋を出た。


まぁ、お母さんの知り合いなら会釈したら
すぐに行けるし。


大丈夫でしょ。


階段をコソッと降りようとした。


「え…」


「あら、陽奈。
"瀬川先生"来てくださったわよ。
担任の先生が出張だったからって」


本当ありがとうございます。
そうお母さんは笑いながら言った。


やば…
なんでこのタイミング…


メールも全部無視
まさに腕を切ってたところ