白衣の先生に恋しました。

「ちょっ!黒田くん!」


「やだ…やだっ…助、けて……」


孝は何度も何度も私と先生を引き離そうと
する。


その度に私は先生の服を掴み
先生は私を必死に抱きしめる。


「いや……や…めてっ…」


「陽奈!答えろよ!」


「…っ…やっ…ヒック…やだっ…」


孝の手が私の腕を何度も掴もうとする。
だけど、先生が全部弾いてくれて。


「いや…やだ……や…め、て…」


「黒田くん!
今の陽奈ちゃんに触れるなっ!」


そんな事を言われても孝は止まらない。


「ごめんなさいっ…やめ…て」