白衣の先生に恋しました。

「陽奈?俺は何もしないよ…」


そんな孝の言葉を無視し
後ろは壁なのに、私はひたすら後ろに
後ずさりする。


「大丈夫、陽奈ちゃん!
だから、呼吸整えよう!」


「うぅ…やだ……いや…」


こんなの…
孝に申し訳なさすぎるよ


「…っ…ハァ…………ハァ」


「大丈夫…そう。
落ち着いて来てる…その調子だよ」


「…せんせ…
……ダメだった…全部…怖い」