白衣の先生に恋しました。

「陽奈ちゃん!」


先生だったら、近くに来ても怖くないの。


「ヒック…ハァ…ハァ……」


泣きすぎて呼吸が安定しない私の膝元に
自分の白衣を掛けてくれる。


それも、先生だから…
先生だから平気なの。


「いや…誰かっ、!……やだっ…」


「大丈夫!大丈夫だから!」


「うぅっ…ハァ…ハァッ…ハァ…」


「陽奈!」


孝…なんで…
まさか…追いかけて来たの?


「黒田く「…や…ハァ…ハァ…
やだ……来ないでっ!…」