白衣の先生に恋しました。

「来ない、で…お願い…」


ごめん、孝。
やっぱり耐えきれない。


「お願い…近づかないで…」


ごめんね。
来まづくならないで、
そう言ったのは私なのに。


「陽奈…?ちょっ、震えてる…」


「やだ…やだっ…」


「陽奈!!」


私は保健室に向かって走り出した。
瀬川先生の元へ…


ーー早く助けて


そう思ってひたすら走った。
渡り廊下を渡って、階段を降りて、
後輩たちに見られてもとにかく走った。


もう、膝はガクガク震えて
今にも転けてしまいそう。