(?)
「母さん〝だった〟人?」
アレックはまたルチナの言葉に引っかかった。
「そう……
あたしね、本当は捨て子だったんだ。
今のお母さんが、狩場であたしがモンスターに襲われている所を助けてくれたの。
本当のお父さんとお母さんはその時あたしを守るために命を落としたって聞いた」
ルチナは辛くも悲しい過去を、今アレックに打ち明ける。
その気持ちはアレックにとってものすごく、痛すぎるほどにわかるのだ。
「俺もそうだった。
昨日、母さんに聞かされたよ。
俺も、今の父さんと母さんが壊れている竜車の中で気絶している俺を助けてくれた。
しかもその時の事がショックで、記憶を失って自分がアレックって事以外何も覚えていない。
レオグランってのも今の親から貰った姓でそれ以外は何も……
本当の家族の顔も、自分が何だったのかも……」
アレックは右手の傷をさすりながら、同じくルチナに辛い過去を打ち明けたのだった。
今思い出すだけでも心がズキズキ痛む。
「母さん〝だった〟人?」
アレックはまたルチナの言葉に引っかかった。
「そう……
あたしね、本当は捨て子だったんだ。
今のお母さんが、狩場であたしがモンスターに襲われている所を助けてくれたの。
本当のお父さんとお母さんはその時あたしを守るために命を落としたって聞いた」
ルチナは辛くも悲しい過去を、今アレックに打ち明ける。
その気持ちはアレックにとってものすごく、痛すぎるほどにわかるのだ。
「俺もそうだった。
昨日、母さんに聞かされたよ。
俺も、今の父さんと母さんが壊れている竜車の中で気絶している俺を助けてくれた。
しかもその時の事がショックで、記憶を失って自分がアレックって事以外何も覚えていない。
レオグランってのも今の親から貰った姓でそれ以外は何も……
本当の家族の顔も、自分が何だったのかも……」
アレックは右手の傷をさすりながら、同じくルチナに辛い過去を打ち明けたのだった。
今思い出すだけでも心がズキズキ痛む。


