これで、滅龍士は2人とも敗北してしまった。
残りの2人は戦う力はあるものの、もはや黒龍には勝ち目は無かった。
「さあ、黒龍よ。フィナーレを飾ろうじゃないか!」
ギザレフが1人浮かれていると、後ろからカインが話しかける。
「どうやら、そうもいかないようですよ」
「ん? それはどういうことだ?」
「あれを……」
そう言ってカインが指差した所は、今は動かないアレックがいる場所と、たった今火球が落ちた場所を順番に差す。
「ん?」
すると、そこから光の粒が空に向かって浮き出てきた。
そして、それは一ヶ所集まっていくと、1つの光の塊になった。
「グルルルルル!!」
黒龍はそれに近づくことができずに後退りをする。
「何、あれ……?」
「俺にも、分からない」
残りの2人は戦う力はあるものの、もはや黒龍には勝ち目は無かった。
「さあ、黒龍よ。フィナーレを飾ろうじゃないか!」
ギザレフが1人浮かれていると、後ろからカインが話しかける。
「どうやら、そうもいかないようですよ」
「ん? それはどういうことだ?」
「あれを……」
そう言ってカインが指差した所は、今は動かないアレックがいる場所と、たった今火球が落ちた場所を順番に差す。
「ん?」
すると、そこから光の粒が空に向かって浮き出てきた。
そして、それは一ヶ所集まっていくと、1つの光の塊になった。
「グルルルルル!!」
黒龍はそれに近づくことができずに後退りをする。
「何、あれ……?」
「俺にも、分からない」


