「や、や、や……」

「うっしゃあああああ!!!」

 最後まで生き残ったハンターの1人が叫び始め、それに連られて他のハンターたちも歓喜の叫びを上げる。



「やったわね」

「ああ」

 老山龍から少し離れた場所に地面に腰掛けて、アレックとルチナが、今は亡骸となった老山龍へと剥ぎ取りを始めるハンターたちを眺めていた。

「お疲れさん! 2人ともやるじゃない!」

「だが、まだ油断は出来ないけどな」

「お疲れ様です。遅くなりましたけど、ルチナさんお帰りなさい♪」

 ライナスたちが2人の所へと歩み寄ってきた。

『二人トモ、マダ終ワッタ訳デハナイゾ』

 シルバーソルは舞い降りて来るなり、2人に注意を呼び掛ける。

 そうだ。

 まだ全てが解決した訳ではないのだ。

 そう、まだテスタメントの奴らが残っていた。