そして、流れるような飛び方で山々に囲まれた砦へと向かって行く。
・ ・ ・
「ルチナ! そっちの足を頼む!」
「分かった!」
アレックとルチナは、未だに直立してシルバーソルを捕まえようと、空を噛み続ける老山龍の後ろ足に攻撃を集中させた。
「はあぁぁぁ――!!!」
ルチナのオデッセイが黒い剣に変化し、ゴツゴツしてまるで岩のような老山龍の左足を何度も斬りつける。
刃はルチナの気と呼応し、今まで以上の切れ味と殺気で老山龍の左足に傷をつけていく。
(こいつ、グラビモス以上の堅さだわ)
このままじゃ砦を突破されちゃう。
「てぇりゃあああ!!!」
バチィィィィィン!!
もうこれは付加属性の龍殺しの能力のみが頼りだ。
「さすがにキツいな。滅龍士の力でも刃が立たない」
アレックの漆黒の大剣でも弾かれてしまい、傷という傷はまったくついてない。
・ ・ ・
「ルチナ! そっちの足を頼む!」
「分かった!」
アレックとルチナは、未だに直立してシルバーソルを捕まえようと、空を噛み続ける老山龍の後ろ足に攻撃を集中させた。
「はあぁぁぁ――!!!」
ルチナのオデッセイが黒い剣に変化し、ゴツゴツしてまるで岩のような老山龍の左足を何度も斬りつける。
刃はルチナの気と呼応し、今まで以上の切れ味と殺気で老山龍の左足に傷をつけていく。
(こいつ、グラビモス以上の堅さだわ)
このままじゃ砦を突破されちゃう。
「てぇりゃあああ!!!」
バチィィィィィン!!
もうこれは付加属性の龍殺しの能力のみが頼りだ。
「さすがにキツいな。滅龍士の力でも刃が立たない」
アレックの漆黒の大剣でも弾かれてしまい、傷という傷はまったくついてない。


