苦痛の悲鳴を上げたグラビモスは2、3歩後退りをして、のけ反った腹部からは大量の血が流れ出していた。
腹回りの甲殻は自分の血液で真っ赤に染まり、足取りが少しよろめいているように見える。
「な、何が起こったの?」
硬直から解放されたルチナは今だ唖然として、足を引きずりながら近づいて来るグラビモスの懐に目をやると、そこには黒光りする刃が1つ、赤い血に身を染めて逃げようと必死になっているグラビモスの後を追っていた。
もちろん黒い刃が独りでにではない。
全身を深い蒼で身を包んでいる人間によってだ。
「アレック!!?」
言うまでもない。
アレックが懐に忍び込んでその黒い大剣を渾身の力で斬りつけたのだ。
(凄い…… あの咆哮が効いてない!?)
腹回りの甲殻は自分の血液で真っ赤に染まり、足取りが少しよろめいているように見える。
「な、何が起こったの?」
硬直から解放されたルチナは今だ唖然として、足を引きずりながら近づいて来るグラビモスの懐に目をやると、そこには黒光りする刃が1つ、赤い血に身を染めて逃げようと必死になっているグラビモスの後を追っていた。
もちろん黒い刃が独りでにではない。
全身を深い蒼で身を包んでいる人間によってだ。
「アレック!!?」
言うまでもない。
アレックが懐に忍び込んでその黒い大剣を渾身の力で斬りつけたのだ。
(凄い…… あの咆哮が効いてない!?)


