部隊を編成したところで、相手の隠れ家が分かっていなければ突撃するにも意味を成さないではないか。
「そのことならご心配無く。ギルドの方でも場所は把握出来てるさ!」
さすがはギルドナイト。
秘密組織なだけあって、裏情報もキッチリおさえてるってわけか。
「なら、俺たちだけでも行こう! 早くしないと黒龍が復活しちゃうぞ!?」
アレックはなんなら今からでも、という勢いで立ち上がると、シックルに腕をつかまれてしまった。
「何をそんなに慌ててるんだい?! まぁ、ルチナが捕まったことにはみんな動揺してるさ。だけどね、今から行ったって返り討ちにあうだけだよ?!」
「うっ……」
そんなことは、分かっているつもりだ。
だけど、
「でも、やっぱり放っておけない」
「そのことならご心配無く。ギルドの方でも場所は把握出来てるさ!」
さすがはギルドナイト。
秘密組織なだけあって、裏情報もキッチリおさえてるってわけか。
「なら、俺たちだけでも行こう! 早くしないと黒龍が復活しちゃうぞ!?」
アレックはなんなら今からでも、という勢いで立ち上がると、シックルに腕をつかまれてしまった。
「何をそんなに慌ててるんだい?! まぁ、ルチナが捕まったことにはみんな動揺してるさ。だけどね、今から行ったって返り討ちにあうだけだよ?!」
「うっ……」
そんなことは、分かっているつもりだ。
だけど、
「でも、やっぱり放っておけない」


