3人はフード越しにそんなことを喋っていた。
そして、ダルスと呼ばれた大きな男が近くに置いといたのだろう、巨大な斧のような形状をした、黒と白の武器を持ち上げる。
それはハンターが使う武器の1つで、『角竜剣ターリアラート』と呼ばれるものだ。
砂漠の暴君『ディアブロス』と呼ばれる、モノブロスに似た、2本角の巨大モンスターの素材を使った、大剣の中で一番重いであろう代物である。
「何してるのよ、あんた……?」
「いや、動いてないと落ち着かないたちなもんでな」
女は呆れた、と溜め息をつくと、もう1人の男の方に向き直る。
「……何だ?」
「別に…… なんかいつものカインじゃないなって思って」
「そうか…… そろそろ始める、レナも準備しておけ」
カインという男は、背中の太刀に触れるなりすぐに手を離すと、落ち着き払ったように2人を見据えた。
そして、ダルスと呼ばれた大きな男が近くに置いといたのだろう、巨大な斧のような形状をした、黒と白の武器を持ち上げる。
それはハンターが使う武器の1つで、『角竜剣ターリアラート』と呼ばれるものだ。
砂漠の暴君『ディアブロス』と呼ばれる、モノブロスに似た、2本角の巨大モンスターの素材を使った、大剣の中で一番重いであろう代物である。
「何してるのよ、あんた……?」
「いや、動いてないと落ち着かないたちなもんでな」
女は呆れた、と溜め息をつくと、もう1人の男の方に向き直る。
「……何だ?」
「別に…… なんかいつものカインじゃないなって思って」
「そうか…… そろそろ始める、レナも準備しておけ」
カインという男は、背中の太刀に触れるなりすぐに手を離すと、落ち着き払ったように2人を見据えた。


