セルシャスとティナは2人で、乗って来た竜車から少し離れた、盛り上がった丘の上に腰を下ろして空を見上げていた。
近くにはオーロラが揺らめく雪山が見える。
そして黒い影が1つ、雪山方面からこっちに向かって飛んでくる。
「お姉ちゃん、あれ…」
「何かこっちに来る…?」
胸騒ぎがした。
だんだんと影が近くなるにつれて、辺りの空気が寒くなっていく。
「怖いよ、お姉ちゃん…」
黒い塊が大きくなり、翼があるのが分かる。
ついにその影は竜の姿となり、ティナたちの目前に舞い降りてきた。
「に、逃げるわよ!!」
「う、うん!!」
「キュアァアアアン!!」
鋼の体、コウモリのような翼、見にまとう竜巻…
それは太古より風を操り、台風による自然災害を巻き起こす古龍、クシャルダオラだ。
近くにはオーロラが揺らめく雪山が見える。
そして黒い影が1つ、雪山方面からこっちに向かって飛んでくる。
「お姉ちゃん、あれ…」
「何かこっちに来る…?」
胸騒ぎがした。
だんだんと影が近くなるにつれて、辺りの空気が寒くなっていく。
「怖いよ、お姉ちゃん…」
黒い塊が大きくなり、翼があるのが分かる。
ついにその影は竜の姿となり、ティナたちの目前に舞い降りてきた。
「に、逃げるわよ!!」
「う、うん!!」
「キュアァアアアン!!」
鋼の体、コウモリのような翼、見にまとう竜巻…
それは太古より風を操り、台風による自然災害を巻き起こす古龍、クシャルダオラだ。


