モンスターハンタールチフェル

 だが次の瞬間!

「グワァアアアッ!!」

(…え?!!)

 突然、ルチナの右手の甲にあるキズが、アレックの時同様に輝き出す。

 何が起こって…!?

 すると、リオソウルはルチナに背を向けて飛び去って行ってしまったのだ。

「この光は…?」



「ルチナ~、大丈夫~!?」

 するとキャンプ場に繋がる坂の上から、レインたちが走って現れた。

「大丈夫だったルチナ? さっき飛竜の声が聞こえたから、もしかしてって思って…」

「う、うぅ、ぅ…」

「ルチナ、ゴメンね。あたし、さっき言い過ぎた。だから…!?」

「あぁ、う、うぁあああん!!」

「る、ちな… ゴメン、ね」

「あ、あ、あぁ、こ、こわかっ、たよぉ!!」

「大丈夫よ、もう、大丈夫…」