ﾓﾝｽﾀｰﾊﾝﾀｰﾙﾁﾌｪﾙ

「…」

「何よ、何よ？　聞いてあげるから言ってごらん？」

「…」

「…もしかして、アレックとか言う子と離ればなれになって寂しいわけ？」

「…！」

　な、何なのよこいつ！？

　そ、そんなわけ、な、い、じゃない…

「あらあら、そんなツンツンしなさんな」

「う、うるさい！！」

　何よこいつ！

　冷やかしならトットと何処かにいってもらいたいわね。

「…怖い？」

「え？」

　ティナのさっきとは違った雰囲気に、ルチナは思わず顔を上げて向き直った。

「あなた、復讐でもしたいわけ？」

「な、何よ別にいいじゃない！」

「顔に書いてあるわよ、復讐してやるぅ～って」

「そんな怖い顔してないわよ…」

「…でも、これだけは言っておく、復讐なんてものは無意味なものだよ。復讐なんかしたって、自分の気持ちはおさまらない」