モンスターハンタールチフェル

 『ブルファンゴ』とは簡単に言うと、巨大化したイノシシである。

 ハンターを見つけると、自慢の脚力で猛突進を仕掛けてくるのだ。

 森や沼地、雪山などでよく目撃されるが、火山地帯にも出現することがある。

「もしかするとメラルーの奴らもいるかも知れないからね。あいつらはホント手を焼かされるわよ!」

 『メラルー』はアイルーと同じ獣人族で、外見も瓜二つの歩くネコだが、その性格上ハンターたちに嫌われているのだ。

 彼らはハンターを見つけると走り寄って来るなり、荷物に飛び付いて来て道具を盗んでいく、なんともえげつない奴らなのだ。

「それじゃ、丘方面へレッツゴー!!」

「オー!」

「…お~」

 張り切るティナとルチナを先に、後ろから力のない声を上げてついてくるレインであった。

 レインにしては珍しく元気がない。