黙ってアレックはライナスの指示に従った。
気絶したプリルをライナスは背負って、キャンプ場に向かって歩き始めた。
草地からいったん砂場に出て、それからもと来た道を戻る形で歩いて行くと、途中ドーム状の岩場をくぐり抜けた所に、なんと四頭のランポスどもがうろついているではないか。
「俺が行きます」
「頼む…」
そしてアレックは走りだし、まずは近くのランポスへと抜刀切りをお見舞いすると、そいつは地面に少し埋もれて息絶えた。
「クワァ! クワァ!」
他のランポスたちが異変に気付いて、三頭とも走って寄ってきて、ハイジャンプで飛びかかって来る。
「…!!」
アレックは大剣を降り下ろした姿勢のまま、横に転がってランポスたちの飛び蹴りを回避した。
気絶したプリルをライナスは背負って、キャンプ場に向かって歩き始めた。
草地からいったん砂場に出て、それからもと来た道を戻る形で歩いて行くと、途中ドーム状の岩場をくぐり抜けた所に、なんと四頭のランポスどもがうろついているではないか。
「俺が行きます」
「頼む…」
そしてアレックは走りだし、まずは近くのランポスへと抜刀切りをお見舞いすると、そいつは地面に少し埋もれて息絶えた。
「クワァ! クワァ!」
他のランポスたちが異変に気付いて、三頭とも走って寄ってきて、ハイジャンプで飛びかかって来る。
「…!!」
アレックは大剣を降り下ろした姿勢のまま、横に転がってランポスたちの飛び蹴りを回避した。


