ライナスたち、それにこの酒場内にいるハンターたち全員が顔を上げて、今戻って来た二人を眺めた。

 とたんに辺りからざわめく声が聞こえてくる。

「どう思う、俺はやっぱりライナスとか言うチームの方だな」

「いや待てよ、あのレインって言うガンナーもかなりの腕らしいぜ!?」

 そんな声が近くのテーブルから聞こえてくるのだった。

「やぁ、準備はいいかい二人とも?」

 ライナスが立ち上がって二人に近づいて来てそう訪ねてきた。

「大丈夫よ、さぁ行きましょ!」

「よ~し! アニキには絶対負けないわよ!」

「あんまりはりきり過ぎてケガするんじゃないよ?」

 はりきるティナに対して、プリルはわざと心配面で半分言い聞かせ風に言っておいた。