モンスターハンタールチフェル

「昨晩は大丈夫でしたか?」

 ほんと、心配してくれる人がいてくれて三人は嬉しかった。

「ありがとう… ほんと、昨日はどうなるかと思ったわ! もうビールなんて飲むもんですか!」

「同感!」

「僕あんな苦いのもうこりごりだよ…」

 三人ともグタッとしていて、出されたアプトノスステーキに食が進まなく、匂いを嗅ぐだけで昨晩のことを思い出してしまっていた。

「狩り場で食べる肉もこうならなければいいけどね…」

 三人ともステーキを半分ほど残して、部屋へと戻ろうと席を立った時、突如自分たちの名前を呼ばれるのを耳にした。

「ちは~ッス! 酔いはさめたかい?」

 アレックたちが振り向いた先には、昨日お世話になったあのエヴォネールの人たちだった。

「あ、こんにちは! ライナスさんにティナさんにアシュリーさんに… え~とそちらは?」