モンスターハンタールチフェル

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 翌朝、アレックたちは慣れていないビールをイヤイヤ飲まされたおかげで、優れない調子が朝昼と続いていた。

「気持ちワル!」

 起床したルチナの第一声がこれだった。

(二日酔いとはこのことか…)

 後の二人も同じように、今にも吐きそうな顔をしていたのだ。

 アレック、ルチナ、レインの三人は午前中ずっと部屋で過ごすこととなってしまっていた。

 そしてお昼になったちょうどその時、ルチナの頭痛がひいたらしく、先に回復していたアレックとレインに連れられて、一階に顔を出しに行った。

 一階に着くなり、周りのハンターたちが三人に挨拶をして、またそれぞれの会話に戻った。

 アレックたちはとりあえず、カトリーナの立っているカウンターの所まで歩いて行って昼食を注文した。