海斗もまた、悲しそうだった。

それほど、お母さんの存在は大きかったという事だ…

「すまんな、海斗…」

「いえ…」

お母さんの代わりに戦うなんて出来るのだろうか…

「愛未、これから、お前にも
母と同じ特訓をしてもらう。
かなり、厳しい戦いになるだろう。
だが、きっと、お前ならやれる。
椿の息子だからな…」