彼は、県外で私のいる場所からはるか離れた所に住んでいた。
彼は私の写メを見るなり、うまく口を滑らせて
口説きにかかっていた。
私は、また遊び癖がある男だなと感じて
時々無視をしていた。
育児で疲れ、仕事で疲れ、帰ってきても気の休める場所もなくストレスになっていた。
私にとっての帰る意味は子供がいるから子供の為、それだけだった。
そのくらいストレスになっていた。
ただ子供がすごく癒しになっていつも助けられていた。

そんな中でもずっと相変わらず連絡してくる。
もちろん彼も私の、生活環境を知っていた。
「ストレスが溜まるだろうから、俺にぶつけてええよ。捌け口がないなら俺が捌け口場所になるし!
いつでも電話したりメールしてきな」
本気かこいつ。
なんて思いながらも泣く度に
気付けば電話したりメールしてた。
その度に親身に聞いてくれた。
そして一緒に凹んで一緒に泣いてくれた。
私は余計不信感抱いたけど…笑