今日は…運命の日です。
私、東宮美優は今日で高校1年生です。
しかも有名は私立の学校なんです。家からも遠い所にあります。
そして友達の知り合いもいません。それでも選んだ理由は……、
ココはとてもいい学校だ、と聞いたから。いじめや仲間はずれのない
学校に行きたいから。でも、噂だからもしかしてあるかもしれないけれど。
わたしは、ドキドキしながら入学式の会場へ。
コツコツ……。
入学式が行われるホールまでの廊下ではつくの音が響く。
床はおそらく大理石ね、と私は予想する。
コツコツと足音を立てながらホールにつくと、
学校のPTA役員の人に席に座った。
周りには知らない人がっぱいいる。
そして私が席に座って約数分経った頃、校長先生と思われる
女の人が出てきた。
「みなさん、おはようございます。私は校長の蓑月京子です。
この度は姫ノ雅高校に入学おめでとうございます。
姫ノ雅高校は勉強のスピードが速いので頑張ってください。
恋や友情などと無駄なものは無いように。以上。」
……辛口過ぎ……。
だからいじめや仲間はずれが少ないのは。
やる時間がないんだなぁ、とおもってちょっと不安になってきた。
私、ついていけるだろうか?
お母さんに無理言って入れてもらったけど…。
―――――――そして、入学式は複雑な新疆で幕を閉じた。
ガラッ。
家に帰るとお母さんが、どうだった?と聞いてきた。
別に……。と言って部屋に入った。
大丈夫かなぁ…?