大嫌い、だから恋人になる

予定では可愛らしい叫び声をあげて、秋山君にアピールするはずだった。

でもムリ。

だって早すぎる。

上下に動いて胃がぐるぐるする。

私は女子力皆無の大きな叫び声をあげつづけた。

降りた時は身も心もボロボロ。

声はかすれておじさんみたいになってる。

足腰が震えてて、歩くのもやっとだった。

秋山君は逆に満足そうだった。

目が回ってなかなか元に戻らなかった。