大嫌い、だから恋人になる

とうとう私たちの番になった。運が悪いことに一番前。秋山君は本当に嬉しそう。私は平気な振りをして乗り込んだ。

ゴトゴト音を立てながら、ジェットコースターは上がってく。下はもう見れない。この時間が一番嫌。安全バーが緩い気がする。落ちたらどうしよう。

秋山君はそんなこと全く関係無くはしゃいでる。

一番上に到達すると一回止まる。

なんでいちいち止まるの?高いのはわかったから早く終わって。

下をちょっと見てくらくらした。

ジェットコースターはゆっくりと動き出して、そのまま物凄い勢いで、垂直に落下した。