大嫌い、だから恋人になる

受験勉強を除いたら、こんなに勉強したこと無い、って位、勉強した。

本当はしたくなかったけど、しないと秋山君怒るし。

「この問題、また間違ってる、バカ。何度目だ」

「しょうがないじゃん。だって難しいんだもん」

「ここがテストに出るんだよ」

「出ないかもしれないもん」

「何?なんか言った?」

「別に」

「じゃあ、次は古文な」

「古文なんてなんで勉強するんだろうね?意味ないと思わない?今じゃ使わない言葉なんて。これこそいとおかしだよね」

秋山君は私のギャグに少しもにこりとしないで

「そんなつまんないこと言ってる暇あったら、文法を覚えろ。ほら、これは連体形?それとも連用形?」

「連体形?」

「違う。已然形だ。今日習ったばっかだろ。バカ」

「ずるい、だました」

「バカ、ちゃんとやってればわかるだろ」

「だからバカって言わないで。優しく教えてよ」

「もう直ぐテストなんだ。そんな余裕あるか」