大嫌い、だから恋人になる

「秋山君、さっきから何してるの?」

「いやさ、ずっと思ってたけど、ちひろさ、太っただろ?」

「そんなこと無い」

私はきっぱり否定した。

そう言ったけど、そう言えば最近、食べて寝ての繰り返しだ。なっちゃん特製のパンケーキもあれからいっぱい食べたし。お気に入りのジーパンも履けなくなったけど、太っては無い。

「そんなこと今言うこと?」

「いや、言い辛いことは早めに言って置こうと。だいだい、お前このままだとただのデ・・・」

「ストップ。それ以上言ったら怒るからね。だいたい、彼女に向って言う言葉?ちゃんと私のこと褒めて。彼女なんだよ」

「そうだな。俺が悪かった。ちひろは可愛いよ。とっても」

「何か心がこもってない」

「そんなこと無い。可愛いと思ってる。ドラえもんみたいで可愛いよ」

そうそう、ドラえもんみたいに可愛い・・・ってドラえもん?