大嫌い、だから恋人になる

これで良かったんだ。あれだけ言えば、もうきっと秋山君は私のことなんて嫌うに決まってる。そうすれば白崎君だって何も出来ない。

秋山君と別れたら、きっと泣き出すと思ったけど、この前に散々泣いたから、もう涙も出てこない。ただほんの少し手のひらに残ってる秋山君のぬくもりがこんなに寂しいとは思わなかった。

次の日、学校で秋山君は私と目も合わせず、私も何も言わなかった。

これで本当に終わりなんだなと思った。