大嫌い、だから恋人になる

帰りが遅くなるとお父さんとお母さんに叱られた。

「中学生なのにこんな遅い時間まで何してる?」

お父さんは今まで見たこと無い位怒った。

「放って置いてよ。関係無いでしょ。」

私も負けずに言い返す。

「親に向かってなんて言い種だ」

「うるさいな。疲れてるの」

私は両親を無視して、自分の部屋に入った。

それから早速、さっきまで遊んでた白崎君に電話した。