「み……さきち…ゃぁーーーーん!」


廊下を歩いていると、私を呼ぶ声が聞こえてきた。


「みさきちゃん!みさきちゃーん!」


その声の主は、こっちに近寄ってきてるらしく


段々と声がはっきり聞こえてきた。


こんな風に私のことを公共の場で呼ぶのは


彼一人しかいない。


諦めをつけて、振り向くとキラキラした笑顔の彼が立っていた。


「みさきちゃん!おはよ!」


そういうと


「」