その時だけ、瞳に輝きが戻っていた。

なのにあの人は、音を怒って、奏までもが音を馬鹿にし始めた。

その日から毎日あの人と喧嘩した。

でも、何を言ってもあの人は直らないと思ったんだ。

このままあの人と一緒に居たら、音は死んでしまうそう思った。

だから、離婚を切り出した。


これが私達のプロローグ。

短いように見えて、結構長かった。

離婚した後は辛かったけど、音の為にって頑張れたんだ。

音が居たから頑張れた。