「あっ、しまった…」

そう呟くと、入口に近づいてしゃがんだ。

そこには、割れたグラスとお茶が。

「うわぁ…!?ごめんなさい!弁償します!」

「へ?」

「私にやらせて!」

私がパニクったから、律くんは落としたんだ。

私の所為で…

「痛っ」

「音!指見して!」

迷惑かけた…

迷惑かけた……