「わあぁ…!」

「ささ、お着替えしてきて!」

詩乃さんに促されて、用意されていた可愛い服に腕を通す。

「音ちゃん、開けるわよ?」

「えっ、あっ、えっ」

「わぁ…可愛い!

やっぱり音ちゃん似合ってる!」

なんというか…

すごく恥ずかしい…

「ささ、早く早く!」

詩乃さんに引っ張られ皆の元に戻った。

「おお、やっぱり似合っておる」

「音ちゃん可愛いもんなぁ」

「可愛いじゃん、音」

「音似合いすぎ…」

「えへへ…」

やっぱり恥ずかしいな…

「はい音ちゃん、ここに座って。

琴音ちゃんはここね」

詩乃さんは、私の近くにママの写真を置いた。

ママもお祝いしてくれるんだ…