「音、ごめんね」

「え?」

蘭子ちゃんはいきなり謝ってきた。

勿論ハテナになるわけで。

「あたしが止めてれば、音はピアノ弾く事無かったから…」

「蘭子ちゃん…」

私の事を知っているから、自分を責めてるのかな?

止められなかったからって…

「蘭子ちゃん」

「ん…はむっ!?」

俯いていた顔を上げた瞬間、蘭子ちゃんの口にパンケーキを突っ込んでしまった☆

だって、折角美味しいのに食べないんだもん。