「ぐすっ…」
「はい、ココア」
テーブルの上に、温かい湯気が立っているココアが置かれた。
「え、そこお茶じゃね?」
すかさずそれを見た律くんがツッコむ。
「えぇぇ…だってだって、琴音ちゃんから音ちゃん泣いた時はココアをあげてたって聞いてたからあっ!」
「えぇ…」
「…ぷはっ」
その会話に思わず笑ってしまった。
驚いていたけど、笑い出した。
有難くココアを飲むと、カップをテーブルに置いた。
「今日、あの人…川上健二に会いに行ったんです」
「音ちゃん…!」
「川上健二って…」
「音のお父さんなんだ」
知らなかった敦さんとおじい様は、律くんから説明されて驚いていた。
「夢を見たんです…
私が忘れていた記憶が、夢に出てきました…
あの人は昔、私を可愛がってくれてました…」
「はい、ココア」
テーブルの上に、温かい湯気が立っているココアが置かれた。
「え、そこお茶じゃね?」
すかさずそれを見た律くんがツッコむ。
「えぇぇ…だってだって、琴音ちゃんから音ちゃん泣いた時はココアをあげてたって聞いてたからあっ!」
「えぇ…」
「…ぷはっ」
その会話に思わず笑ってしまった。
驚いていたけど、笑い出した。
有難くココアを飲むと、カップをテーブルに置いた。
「今日、あの人…川上健二に会いに行ったんです」
「音ちゃん…!」
「川上健二って…」
「音のお父さんなんだ」
知らなかった敦さんとおじい様は、律くんから説明されて驚いていた。
「夢を見たんです…
私が忘れていた記憶が、夢に出てきました…
あの人は昔、私を可愛がってくれてました…」



