「腹減った」

※7時50分。

「「「は?」」」

望月くんの言葉に、私達は声を揃えた。

「…地味に傷つく」

「悪い…」

でも朝食食べたならお腹空くことは…

「俺ん家母子家庭でさ。弟が1人いて。母さん仕事で早いから俺がご飯の支度するんだけど。

弟育ち盛りだから、弟にばかり食わせてたら俺のご飯無くなってて…」

「ねぇ!あんた馬鹿なの!?どうしたらあんたのご飯が無くなるわけ!?馬鹿なの!?」

「ちょっ、蘭子っ」

「2度も馬鹿って言われた…」

明らかに落ち込んでるよ望月くんんんんんん!

「ドンマイ」

律くんそれ励ましになってないいいいいいい!