夏休みというのはとても暇。

宿題終えてしまえばやる事は無い。

律くんに何時でもピアノ使っていいと言われていたのを思い出し、ピアノの練習をする事にした。

暫く弾いていると、ドアが開いた。

「やぁ」

おじ様だった。

「ど、どうも…」

顔が怖い…

「君、律の彼女なんだってね」

「は、はい…」

「こんな可愛い彼女で律が羨ましいよ」

そう言いながら、私の肩を掴んできた。

「律とはどうなの?どこまで行った?」