「はー…驚いた…音、俺も好きだよ」

「…っ!」

驚いて顔を上げると、優しい笑顔を浮かべていた。

また、私は涙を流した。

「音、俺がお前を一生幸せにする。俺と、付き合ってください」

「っ、はいっ!」

「もう泣くなよ〜」

「だってっ」

呆れながらも、私の涙を拭って抱きしめてくれた。

その後先に教室に戻っていた蘭子に謝った。

「いやいいんだけど、リア充爆ぜろ」

「へっ」

「まぁまぁ。仲良くな」

「ありがとう…」

「サンキュ、彼方」

「おめでとー」

「ありがとう蘭子」

凄く幸せだった。

でも、これがピークだったのかもしれない。