「多分大丈夫。いや絶対大丈夫。大丈夫じゃなきゃ許さないまじ」

「そこまで…別に毎日でも弾いてあげるのに…あ、勿論ソロ曲だけど…」

律くんに迷惑かけられないものね。

「いーや。会場で聴くとまた違う雰囲気になるんだ。絶対、会場で聴きたい」

蘭子ちゃん…

蘭子ちゃんの為にも、頑張らなきゃ。

律くんも私の為に頑張ってくれた。

ママの為にも。

私は、いい人達に囲まれていた。

昔とは大違い。

ありがとう、みんな。