しばらくすると、音は目を覚ました。

沢山泣いた後、また目を瞑った。

俺は、琴音さんに尋ねた。

「琴音さん、何か隠してませんか?」

「…っ」

微かに反応した…

「…音には、黙っててくれるかな?」

「えっ…内容によります」

「そうだよねぇ…でも、私としては黙っていてほしいわ。だってーー」

「ーー……!!!」

え?

なに?

どういう事?

〈律STORY END〉