「セバスチャ〜ン!新入りくんはどう?」
「あぁ、リュース様。頑張っておりますよ」
最近、この邸に働かせて下さいと頼み込んできた少年が一人。
まさか、クステ様がOKするなどと思ってもいなかった。
新入りの名前はシン。
だが、なかなかのドジっ子のようだ。
例えば、、、
皿を洗っている時、
『うぁぁぁっ!』
登っている台からひっくり返って、お皿が割れたり、
食事を作っている時、
『……?なんか焦げ臭いですよ、シン』
『あっ!火ぃ止めるの忘れてた!』
と食材が丸焦げになったり。
色々大変です。