静かな執務室で窓の外を眺めていると、赤く染まった月が目に入る。 「あぁ…今日は満月か…」 緋色の瞳が不気味に輝く。 窓を開けると外に飛び立つ。外に出た瞬間漆黒の翼が生え、空から城を見下ろす。 暫くして、高度をあげ屋敷に向かう。 屋敷が見えてきたところで、高度をさげ玄関の前に降り立つ。 .