「ありがとう。こっちはあたしがなんとかしとくから。…もし、莉桜がケガしたらごめんなさい」

藍は、目を伏せる。

「なぁにいってんの?勝手にケガするあの子がいけないんだから…」

ソウは苦笑すると、藍を抱きしめた。

「さぁ、レンはあたしに任せて自分の仕事がんばりなさい」

ソウに促され、執務室に戻っていった。


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