「かまわない。…場所をかえよう」 藍は頷く。そして、アデンと共に執務室へ場所を移した。 「…で、相談とは?」 藍のほうから口を開く。 「……就任式の日取りについてです。急なのですが、明後日にしてはいかがかと…」 アデンは重そうに口を開いた。 「…明日が的か?」 藍は険しい顔をする。 .