「…大切なものが増えれば増えるほど、藍を好きになれば成る程。…皆を失いそうで怖い」 「…私は…ずっと莉桜の隣にいるょ」 「…あぁ。…あぁ」 莉桜は、自分に言い聞かせるように頷く。 すがるように藍を抱きしめる莉桜をギュッと藍も抱きしめた。 「だぁいすき。この先何があっても大好き」 「俺も心カラ愛してる」 お互いを確かめ合うようにそっと、営みあった… .