初めてのキスで心臓がバクバクと音を立てて暴れているのに更に心拍が上がり破裂するんじゃないかと思うほどだ。
そろりと手を背中に回し、 小さな体をふわっと包み込むように抱き締め返す。
どれ程の力で抱き締めて良いのか分からない。
壊れそうで力を込めれない。
「今日は折角のお休みなのに誘ってくれて嬉しかったよ。本当にありがとう」
「また休みが出来たらすぐに言う」
「でも龍くんしっかり休んでね?」
「授業中寝てるからヘーキ」
「それだめじゃん!」
胸の少し下辺りで瑠奈がクスクス笑う。
あー帰したくねぇ……
意を決して瑠奈の肩を掴んで引き離す。
「これ以上いると帰るタイミング無くすからマジで還ろう」
「うん……」
瑠奈の表情がまた曇る。
そりゃ良い雰囲気だったのに帰ろうなんて言われたらつまらんくなるよな。
「送ってくから」
「うん!」
送ってくと言うと嬉しそうな返事がきてホッとした。
そして先程のように手を繋いでゆっくりと家路に着いた。
そろりと手を背中に回し、 小さな体をふわっと包み込むように抱き締め返す。
どれ程の力で抱き締めて良いのか分からない。
壊れそうで力を込めれない。
「今日は折角のお休みなのに誘ってくれて嬉しかったよ。本当にありがとう」
「また休みが出来たらすぐに言う」
「でも龍くんしっかり休んでね?」
「授業中寝てるからヘーキ」
「それだめじゃん!」
胸の少し下辺りで瑠奈がクスクス笑う。
あー帰したくねぇ……
意を決して瑠奈の肩を掴んで引き離す。
「これ以上いると帰るタイミング無くすからマジで還ろう」
「うん……」
瑠奈の表情がまた曇る。
そりゃ良い雰囲気だったのに帰ろうなんて言われたらつまらんくなるよな。
「送ってくから」
「うん!」
送ってくと言うと嬉しそうな返事がきてホッとした。
そして先程のように手を繋いでゆっくりと家路に着いた。

