目を覚ましたらベッドサイドの明かりが一番小さく絞られている状態だと思う。
カーテンまでは見えない。
何故なら龍くんに抱き締められているからだ。
目の前が龍くんの厚い胸で、しかも裸。
右腕は私を腕枕していて、左腕は上から私を抱き締めていて、両脚というか両膝で私の脚を挟んでいる。
逃げようにも逃げれないし、腕も動かせない。
恥ずかしいけれどまだ龍くんが眠っていてくれるだけマシかと思う。
これで目が覚めたら甘美な情事を思い出してしまうだろう。
唯一動く首を動かし、上を向く。
すっと整った鼻筋
バサバサの睫毛
整えられた綺麗な眉
薄い唇。
今は固く閉じられているが私を見つめる真っ黒な瞳。
この人と本当にシちゃったんだなぁと心の中で何度も思った。
そして回想してはどうしようもない羞恥心に駆られて龍くんの胸に顔を埋める。
カーテンまでは見えない。
何故なら龍くんに抱き締められているからだ。
目の前が龍くんの厚い胸で、しかも裸。
右腕は私を腕枕していて、左腕は上から私を抱き締めていて、両脚というか両膝で私の脚を挟んでいる。
逃げようにも逃げれないし、腕も動かせない。
恥ずかしいけれどまだ龍くんが眠っていてくれるだけマシかと思う。
これで目が覚めたら甘美な情事を思い出してしまうだろう。
唯一動く首を動かし、上を向く。
すっと整った鼻筋
バサバサの睫毛
整えられた綺麗な眉
薄い唇。
今は固く閉じられているが私を見つめる真っ黒な瞳。
この人と本当にシちゃったんだなぁと心の中で何度も思った。
そして回想してはどうしようもない羞恥心に駆られて龍くんの胸に顔を埋める。

