…鈴ちゃんも、お疲れ様…
病室に戻ってきた鈴ちゃんは疲れていたのか横になるなり眠ってしまった。
…女の子…
可愛かったなあ…
「…ねえ、武瑠…」
「あれ、起きてたの?」
「うん。」
「どうしたの?」
鈴ちゃんは目を開けて横目で俺を見る。
「赤ちゃんの名前、光、にしたい。」
「うん。いいんじゃない?」
ヒカリ。
朝日と同時に産まれた女の子。
いい名前だ。
「…うん。」
卯月…
鈴ちゃんに娘が出来たよ。
本当なら今の俺の場所には卯月が居たかもしれないね。
「…光…」
朝になってから鈴ちゃんと俺は赤ちゃんを見に行った。
ほかの赤ちゃんは寝ているのに光は起きていて。
こちらを見てふにゃりと微笑む。
「…こんにちは、ママだよ…」
「…おはよう、パパだよ…」
光は可愛らしく微笑むと腕を少しパタパタさせる。
俺と、鈴ちゃんとの間に産まれた小さな命。
卯月。
お前が出来なかったことは俺が引き継ぐから。
それでも、出来ないことはあるかもしれない。
なあ、卯月。
心配かもしれないけど、鈴ちゃんの事は俺に任せて安らかに眠ってくれ。
俺は、鈴ちゃんは。
卯月輝と言う世界で1番かっこいい男のことを生涯忘れることはないから。
【磯ヶ谷武瑠side END】
ー番外編 告白ー
〜END〜
病室に戻ってきた鈴ちゃんは疲れていたのか横になるなり眠ってしまった。
…女の子…
可愛かったなあ…
「…ねえ、武瑠…」
「あれ、起きてたの?」
「うん。」
「どうしたの?」
鈴ちゃんは目を開けて横目で俺を見る。
「赤ちゃんの名前、光、にしたい。」
「うん。いいんじゃない?」
ヒカリ。
朝日と同時に産まれた女の子。
いい名前だ。
「…うん。」
卯月…
鈴ちゃんに娘が出来たよ。
本当なら今の俺の場所には卯月が居たかもしれないね。
「…光…」
朝になってから鈴ちゃんと俺は赤ちゃんを見に行った。
ほかの赤ちゃんは寝ているのに光は起きていて。
こちらを見てふにゃりと微笑む。
「…こんにちは、ママだよ…」
「…おはよう、パパだよ…」
光は可愛らしく微笑むと腕を少しパタパタさせる。
俺と、鈴ちゃんとの間に産まれた小さな命。
卯月。
お前が出来なかったことは俺が引き継ぐから。
それでも、出来ないことはあるかもしれない。
なあ、卯月。
心配かもしれないけど、鈴ちゃんの事は俺に任せて安らかに眠ってくれ。
俺は、鈴ちゃんは。
卯月輝と言う世界で1番かっこいい男のことを生涯忘れることはないから。
【磯ヶ谷武瑠side END】
ー番外編 告白ー
〜END〜